伊勢あさくさのり
復活誕生！ 伊勢あさくさ海苔
ーアサクサノリー 古く江戸時代から愛されてきた海苔で、東京浅草がその名の由来とされています。
昭和三十年代頃までは、ニッポンの食卓で海苔と言えばアサクサノリでした。
火で炙ると、紅紫色が美しい緑色に変わり、部屋中に広がる磯香ばしさ。
しかしいつしかそんな光景は見られなくなり、また環境変化に弱く育てるのが難しいことから、アサクサノリは次第に食卓から姿を消していきます。
「もう一度、あの頃の海苔を食べてみたい！」
志を持った三重の海苔師たちが、悠久の時を経て伊勢で生息し続けてきた野生のアサクサノリから、生粋の三重県産を復活誕生させました。
上記の一から五の全ての条件を満たすものを伊勢あさくさ海苔として定義します。
初摘みだけを厳選し、うまみに溢れた「伊勢あさくさ海苔」。
アサクサノリ特有の甘みが口の中に広がります。
木曽三川の恵みをたっぷり受けて育った「伊勢あさくさ海苔」。
パリッとした歯切れの良さと、口の中で溶けて広がる磯の香りが特徴です。
絶滅危惧種に指定されるアサクサノリ。その初摘みだけを食味評価し、旨味・甘味・食感のてが優れたものだけが「伊勢あさくさ海苔」として格付けされます。
全国から選ばれた約40組が5部門に分かれ、日頃の活動、実績を発表する
漁業者の甲子園とも言える全国青年・女性漁業者交流大会。
この大会において「絶滅危惧種であるアサクサノリを復活させ、全国へお届けする」活動が評価され、伊勢あさくさ海苔保存会が漁業経営改善部門の最高賞である、農林水産大臣賞を受賞致しました。
この賞に恥じないブランド海苔として、これからも「伊勢あさくさ海苔」を皆さんにお届けしてまいります。
絶滅危惧種であったアサクサノリを復活させる。その想いのもと前へ前へと進んできました。
紆余曲折ありましたが、「伊勢あさくさ海苔」の養殖もようやく軌道に乗せる事ができ、安定的に生産ができるまでになってきました。
これまでに学んだ事、これまでに感じた事、なにより「伊勢あさくさ海苔」に対する熱い想いをもって、更なる安定生産、品質向上を目指し、日本中の方に「伊勢あさくさ海苔」を食べて頂きたいと思っています。
海苔養殖を行う上で譲る事のできないこだわりがあります、それは、自分が本当に美味しいと思う海苔しか作らない事。
この「伊勢あさくさ海苔」は、風味、食感、口溶けどれをとっても絶品、海苔本来の良さを感じさせてくれます。
「こだわり続ける価値がある」そう確信させてくれる「伊勢あさくさ海苔」、生産者として自信を持っておすすめします。
全国の中で黒海苔生産量が3％の三重県、そのなかで「伊勢あさくさ海苔」というブランドが生まれ、全国に流通している事は生産者として一番のやりがいです。
独自の定義を設け生産している「伊勢あさくさ海苔」、生産者が一丸となりブランド海苔「伊勢あさくさ海苔」を守っていきます。
これからもブランド海苔の名に恥じないようこだわり抜いて生産し、多くの方に「おいしいね！」と言って頂く。それを新たなやりがいとしていきたいと思っています。
アサクサノリは環境の変化に敏感な海苔のため、養殖を安定的に行うには大変な苦労がありました。当初は養殖に取組んでも生産できない年が続いたくらいです。
また、板海苔に加工する際も特有の柔らかさから形成するのが難しく、なにかと手間のかかる海苔であることに違いありません。しかし、できあがった「伊勢あさくさ海苔」は歯切れの良さ、口の中で溶ける柔らかさどれをとっても格別で、養殖の苦労をすべて吹き飛ばしてくれます。
生産者一人ひとりが手間ひまかけて生産する「伊勢あさくさ海苔」、一人でも多くの方にその美味しさを知って頂きたいです。
株式会社荒木海苔店
愛知県名古屋市中村区名駅5丁目21-6
TEL 052-582-0006HP
株式会社中野海苔
三重県松阪市松崎浦町172－1
TEL 0598-51-0720HP
株式会社かねやす
三重県伊勢市河崎1丁目5番41号
TEL 0596-25-5125HP
株式会社坂井海苔店
愛知県名古屋市中村区名駅5丁目23-20
TEL 052-582-0211HP
みえぎょれん販売株式会社
三重県伊勢市朝熊町3477番地32
TEL 0596-63-7101HP
有限会社川出海苔店
三重県桑名市安永1843番地
TEL 0594-22-0168HP
株式会社福井
三重県桑名市安永1560番地1
TEL 0594-23-5211HP
2021.09.29
2020.12.14
2020.02.10
2019.12.16
2019.10.02
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